地震保険で税金対策

地震保険による税金対策について紹介します。

家を建てたら、火災保険に入っておけば安心だ！と思っている人も多いかも知れません。

しかし、火災保険は“万能”とは言えません。なんでなら、通常の火災保険に加入すると、地震に起因する火災については埋合されないからです。また、地震に限らず、天災に起因するものはほとんど埋合されないのです。

最近に於いては、損害保険会社の不払い問題が続出し、大きな社会問題となっています。其のため、セールスを行う側は、徹底した教育を受けるようになり、火災保険の埋合などについてしっかりと解説して、お客様の印鑑や署名などがないと契約することができなくなってきています。

ところが、数歳前に契約した保険で、すっかり忘れてしまっているものがあるかも知れません。保険会社からは、必ず契約内容に関する解説記文が届いているはずです。軽く読み流していたり忘れていたりする可能性もあります。自身の加入している火災保険の内容を、しっかりと確認することをお勧めします。

話は戻りまして、地震保険についてです。地震保険は、確定申告でも歳末調整でも、控除することが可能です。其の控除額は最高5万円ですが、生命保険料とちがう点は、5万円まで段階なくすべての保険料の実額が其のまま控除できるということです。

地震王国の日本に住んでいる限り、万が一の時に備えるためにも、税金対策のためにも、地震保険に加入しておくと安心です。